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2021年の目標設定と行動計画を効果的に立てる方法:新年からのスタートダッシュ

新型コロナの影響を中心に、日本社会に大きな変革が生じた2020年が終わり、いよいよ2021年という新しい年を迎えました。2020年に転職や独立起業などの選択肢を選んだ人はもちろん、同じ企業に勤め続けている人にとっても、2021年はさらなる変化に備えてスキルを磨いていきたい年になりそうです。

2021年のよいスタートを切るためには、目標設定と行動計画をしっかり立てておきたいところです。そこで新年の初めに、効率的な目標設定と行動計画の立て方をご紹介します。

会社員やフリーランスといった現状の立場を問わず、将来的なキャリアアップの方向性を見定めながら、2021年の目標設定と行動計画を一緒に作っていきましょう。

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目標設定と行動計画は常にセット:最初はゴール地点決めから

いざ目標設定と行動計画を立てようと考えたところで、どのような手順で計画を作るべきか意外に迷ってしまうものです。だんだん面倒になって、目標設定と行動計画どちらかでいいように考える人もいるかもしれません。

前提として、目標設定と行動計画は常にセットで作りましょう。どちらが欠けても計画倒れに終わりやすく、結果に繋がりにくいからです。具体的な計画立てのフローについて、GROWモデルとSMARTの法則をもとに解説します。

コーチングで目標設定と行動計画の思考:GROWモデル

コーチングでよく使われる目標設定と行動計画の思考モデルとしてGROWモデルがあります。GROWモデルは次の単語の頭文字をとった用語です。

G : Goal(目標設定)
R : Reality(現状認識)
O : Options(選択肢)
W : What, When, Will(行動計画)

GROWモデルで重要な点は、積み上げ思考ではなく目指す成果ありきの逆算思考で行動計画を立てるということです。そのために、ゴールを決めるための目標設定が最初のステップとなります。

目標を決めれば、行動の優先順位が見えやすくなり、同時にやらなくてもよいことの取捨選択が容易になります。そのため時間や労力がするべき行動に集中でき、より高い確率で成果が上がるのです。

したがって、始点となる目標設定で何を決めるかが非常に重要になってきます。

効果的な目標設定のコツ:SMARTの法則

実現可能性の高い目標を立てるためには、ゴールを明確な言葉として示す必要があります。目標を決める際には、SMARTの法則に準じて言語化をするとよいでしょう。

S pecific 具体性
M easurable 計量性
A chievable 達成可能性
R ealistic 関連性
T ime-bound 期限

英語だとわかりにくいですが、下記の問いを確認しながら目標の言葉を作成および修正していくと、SMARTの法則の「具体性」「計量性」「達成可能性」「関連性」「期限」の項目を自然に満たす目標設定ができあがります。

  1. 立てた目標は誰が見ても解釈がぶれない明確な内容になっていますか?
  2. 達成したかどうかを測ることができる具体的な数字は書かれていますか?
  3. その計画は本当に「達成できそう」ですか?
  4. 一番優先して取り組みたい目標になっていますか?
  5. いつまでに達成するかの期限をはっきりと区切っていますか?

大きな目標だけだと途中で挫折しやすくなってしまいます。期限を区切って、中短期目標も設定しておくと、自分の目標の達成度合いが分かりやすくなります。

例)
× 副業で毎月の売上を増やす
○ 副業で月10万円の売上を3ヶ月以内に達成し、1年後には売上20万以上を常態化する

また目標を書くときは、否定的な言葉よりも肯定的な言葉を選ぶとよいでしょう。人間の潜在意識はNOを理解できないため、否定的な言葉で書くとネガティブな効果が考えられるからです。

例)
× フリーランス1年目の決算を赤字で終えないようにする
○ フリーランス1年目の決算を黒字で終え、起業前の投資額をリクープする。

目標をふまえた実践的な行動計画作り:計画倒れに終わらないポイント

目標設定ができたら、現状認識と選択肢を出すフェーズを抑えながら具体的に行動に移すための計画を作っていきます。ありがちなのが、新年の目標を立てたものの振り返ってみれば何も実行できなかったパターンです。

目標設定と行動計画をもとに一定の成果が成し遂げられたと2021年の年末には思えるように、行動計画を立てる各フェーズの注意点を見ていきましょう。

現状認識と選択肢のフェーズ:行動計画の材料を用意する

行動計画を立てる際には、自分の実情に即した計画でなくては意味がありません。そのため、行動計画を立てる前に現状認識と選択肢のフェーズを取り組むことをお勧めします。

現状認識としては、確認したいことは次の2つです。

  • 今の自分が使えるリソース(時間・人脈・スキル・お金など)はどの程度あるのか
  • 目標を達成するために、障害となりそうなものは何か?

予測しにくいトラブルなどに対応しやすいよう、リソースについては厳し目に見積もり、可能性が低くても障害については全て挙げていくのがポイントです。

リソースと障害のおおよそが明らかになったところで、手持ちのリソースを組み合わせて予想できる障害に対してどう対処すべきかを考えていきます。

例)
障害:設備を購入するための資金が××円不足している

選択肢例:
時間を投資してクラウドソーシングで稼ぐ
短期的にバイトで資金を作る
銀行の融資と補助金の利用を検討する

上記は一例ですが、選択肢を出す場合には明らかにリソース上実現不可能と思われるもの以外、発想を柔軟にしてとにかく数を出すのがポイントです。

実現可能性の高い行動計画の立て方

行動計画の精度を高めるためには、障害の大きさと影響度、そして選択肢の組み合わせを検討し、実際に起こす行動の優先順位を決めていくことが必要です。ゆ

優先順位を決めるためには、目標としていることをすでに成し遂げている人あるいは方法を参考にするとよいでしょう。一般的にモデリングと言われますが、全てをそのまま吸収するのではなく、優先順位の決め方など考え方を取り入れることに注力しましょう。もしモデリングしたい人と会う機会があれば、直接相談できればベストです。

行動する内容を決めたら、継続できる習慣へと落とし込みましょう。

例)
行動計画:発信を強化し、クライアントになる可能性のある人と10人つながる
習慣:毎日Twitterを10ツイート発信する、気になるアカウントに1日1リプ

注意したいのは習慣化する行動のハードルは最初低めにしておくことです。毎日継続して取り組みやすい簡単なことから始め、だんだんレベルを上げていきましょう。

決めた行動計画はスケジュール帳に書くなど工夫して、毎日でも見えるようにしておくと、行動を続けやすくなります。仮に中断することがあっても、気づいたら再開するくらいの気持ちで取り組むとよいでしょう。

まとめ:2021年の目標設定と行動計画を立てたらミニステップから

効果的な目標設定と行動計画の立て方について、まとめると次のとおりです。

  • 目標設定は明確に分かりやすく、SMARTの法則に従って言語化にしよう
  • 行動計画を立てる前には、現状認識をもとに障害に対する選択肢を洗い出しておこう。
  • 行動計画は取り組みやすく習慣にできる小さな行動から始めていこう

状況が変われば、計画は変わります。新年に立てた目標や行動計画も、適宜修正を加えながら、より良いスタートを切っていきましょう。

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