人材会社の社長のBlog 
「自宅をもっと居心地のよい仕事環境にしたい」というニーズが増えてきています。新型コロナウイルスの影響でテレワークに切り替わった人だけではなく、在宅での副業・フリーランスにとっても自宅環境をいかに整えるかは重要な課題でしょう。
仕事に限らず、毎日の暮らしを楽しく演出できる自宅アイテムの一つがアロマです。オフィスだと楽しみにくい仕事向けのアロマの楽しみ方をまとめてみました。
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アロマの費用対効果と主な使い方
自宅の空間をより心地よく整えるためにアロマを使いたいと考える場合、どの程度の費用対効果が見込めるのでしょうか。アロマが苦手という人の中には、強すぎる香りに対して抵抗感を持つ人もいます。
苦手な人でも取り入れやすいように、アロマオイルの費用対効果と合わせて手軽な使い方についても解説します。
アロマオイルの効果とコストパフォーマンス
嗅覚は記憶や感情といった人間の本能的な部分を司る大脳辺縁系と深く関係しており、アロマの香りによって集中力アップや心身の鎮静効果、ストレス軽減など様々な効果が見込まれると言われています。ただし、効果を期待するのであれば、アロマオイルは人工ではなく、天然成分100％のエッセンシャルオイル（精油）を使うのがおすすめです。
エッセンシャルオイルの香り成分は植物の花や葉、実、茎、根、樹皮などから抽出されています。そのため、一種類のオイルにも数十〜数百以上もの有機化合物が含まれ、化学反応を起こすことで、香りと独自の効果が生まれるのです。鼻が慣れて香りを感じなくなっても効果は続くため、強く香らせすぎる必要もありません。
エッセンシャルオイルの値段は様々ですが、10mlで1000円以下のものもあります。使い方によってオイルの使用量は変わりますが、1回に使うのは３～５滴程度。10mlあれば、毎日使っても約1ヶ月は持つでしょう。
10mlのエッセンシャルオイル1000円÷30日（1ヶ月）＝約33円/1日
1日33円程度の投資で取り入れられるアロマオイルは、自宅環境を快適にするための手軽な方法と言えるでしょう。
アロマオイルの使い方：道具がなくても手軽に楽しむ方法
アロマオイルを部屋に香らせるためには、専用のディヒューザーやアロマポット、アロマストーンといった道具があると便利です。しかし、最初はあまりコストを掛けずに、手持ちの道具を使ってアロマを気軽に楽しむ方法もあります。
- エッセンシャルオイルをティッシュペーパーに１〜２滴垂らしデスクに置く
- エッセンシャルオイルをメモ紙などに数滴落として、手帳などに挟む
- エッセンシャルオイルを数滴、ハンカチに落として嗅ぐ
- スプレー容器に無水エタノール少量を入れて空気清浄に使うアロマスプレー
- アロマオイルを使った自家製のバスソルトやバスミルクでアロマバス
これらの方法であれば必要な道具も少なく、自分で香りの強さも調節しやすいので、苦手な人でもアロマを試しやすいでしょう。
参考
バスソルトの作り方：天然塩30gにエッセンシャルオイル3～5滴垂らして、よく混ぜてから浴槽でしっかり溶かす。
バスミルクの作り方：牛乳50mlにエッセンシャルオイル3～5滴を混ぜて浴槽で溶かす。
（※エッセンシャルオイルそのままをお風呂に入れるのは皮膚の刺激が強いため避けること）
在宅ワークに適した集中力アップ効果が期待できるアロマオイルとは
種類によって様々な効果が見込めるアロマオイルですが、リモートワーカーや副業・フリーランスが自宅仕事で使いやすいオイルはどれか、いざ選ぶとなると迷ってしまいます。
在宅ワーク環境に適したエッセンシャルオイルのうち、手に入りやすいものを３点、効果と合わせて紹介します。
意識を覚醒させてくれるアロマオイル「ペパーミント」
すーっとする清涼感のある香りが特徴的なペパーミントは、意識を覚醒させてくれる作用のあるアロマオイルです。ミントに含まれるメントールの効果によって、不安やイライラが静まり、よりスッキリ思考が働きやすくなります。
癖のある香りが苦手な人もいるので、まずはミントティーなどから試していくのもよいでしょう。
集中力や記憶力を高めるアロマオイル「ローズマリー」
樟脳のように少し強めの香りが特徴のローズマリーは、集中力や記憶力を高めてくれる定番のアロマオイルです。清涼感のある香りは、リフレッシュにも適しています。
スキンケアやヘアケアにも使用されることが多い香りなので、比較的なじみやすいでしょう。後述するレモンとブレンドして使うことも多いので、ローズマリーとレモンを両方揃えている人は併用して香りを調整してもよいでしょう。
前向きな気分で集中力アップできるアロマオイル「レモン」
柑橘系のアロマオイルは男女問わず使いやすく、フレッシュでさわやかな香りが特徴です。レモンのアロマオイルには心理的に気持ちを明るくしてくれる効果があり、集中力アップも合わせて期待できます。
気持ちが乗らない仕事に取り掛かるときに、気分転換との相乗効果を狙って使うのもよいでしょう。
その他、レモングラスやユーカリ、グレープフルーツなども集中力を高める効果があると言われています。自分の好みの香りを選んで、試してみましょう。
まとめ：アロマオイルの活用で、仕事空間を楽しく演出する工夫を
副業やフリーランス、リモートワーカーと言った在宅で仕事をする人がアロマオイルを活用するポイントとしては次のようにまとめられます。
- 香りの効果を期待するなら天然100％のエッセンシャルオイル（精油）を使うこと。ディフューザーやアロマポットがなくてもアロマを楽しむ生活は可能。
- 在宅での仕事で集中力を上げるには、ペパーミント・ローズマリー・レモンなどのアロマオイルが使いやすい
香りには好みや相性があります。特に病気や妊娠などによって体調が不安定な場合、悪影響を及ぼす可能性もありますので、不快に感じた場合はアロマの使用を中断しましょう。最初はアロマオイルが体に触れる使い方を避け、空気中の香りを楽しむ芳香浴から始めるとよいでしょう。
これからリモートワークや在宅の副業をする人の割合がさらに増えていくと予想されます。在宅ワークをストレスにするのではなく、楽しむ工夫を取り入れていきましょう。
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