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場所が自由になる職業とは?具体例も交えて紹介!メリットやデメリットも

オフィスに勤めて、仕事をコツコツすることに飽きてくると、場所が自由になる職業に憧れる気持ちにもなるでしょう。しかし、そんな仕事があるのかなと思っているかもしれません。そこで、今回は場所が自由になる職業を具体例を交えて紹介します。

場所が自由になる職業とはどういうもの?

場所が自由になる職業とは、どのようなものを言うのでしょうか?まずはその定義から考えてみましょう。

どこでも仕事ができる

場所が自由になる仕事とは、ずばりどこでも作業ができるということです。自宅の書斎でもいいしリビングルームでもいいし、カフェや公園、図書館などで作業することもOKだし、旅行先のホテルや旅館で案件を仕上げるというのもありです。旅行先という場合、国内だけでなく、海外で働くことも含まれます。

場所が自由になる仕事というと、フリーランスになることなのかと思う人もいるでしょう。確かにフリーランスの人は、どこでも好きなところで仕事がしやすいです。

しかし、企業の正社員でも職種によっては場所を選ばずに作業ができます。もちろんそのような職種に就いている人ばかりではありませんが、特定の資格などを取得すると、企業に雇われている身分でも仕事場所が自由になるケースもあります。

パソコンがあれば仕事ができる

場所が自由になる仕事をする場合に必要なアイテムがパソコンです。パソコンさえあれば、ネットでどことでもつながることができるので、仕事場所は問われません。ネットで会社のオフィスと連絡し合うこともできるし、クライアントから仕事の案件を請け合うことも可能です。

パソコンとともに現代人に必須の道具になりつつあるのがスマホです。スマホでも会社との連絡やクライアントからの仕事の受注もできます。ただし、実際の仕事をする場合は、スマホだけでは十分ではありません。スマホは画面が小さいので、パソコンがなければスムーズに作業はこなせないでしょう。

場所が自由になる職業のメリット

場所が自由になる職業のメリットがどこにあるのか考えてみましょう。

何もかも好きなようにできる

場所が自由になる仕事では、場所だけでなく時間も服装も好きなようにできます。いつ仕事を開始してもいいし、いつ終了しても構いません。休憩時間も思いのまま取れるし、疲れたらいつでも一休みできます。

服装についてもこだわる必要がありません。好きな服を着て、仕事ができます。少しラフなファッションで決めても、咎める人はいません。

その他、通勤の必要もないから、朝夕の満員電車でのストレスも感じないで済みます。また、無駄な付き合いも減り、自分のための時間をたっぷり取れるようになるでしょう。

他のものを大切にできる

場所が自由になる仕事をするようになると、これまで目を向けられなかったものにも目を向けられるようになります。心や時間に余裕ができるからでもありますが、家族への思いやりも人一倍強くなるでしょう。

趣味や娯楽に費やす時間も作れます。仕事を終えてそのまま趣味に時間を使えるのも場所が自由になる仕事のメリットです。通勤時間がありませんから、仕事の後すぐに趣味に没頭できます。

お金の使い方も大切にできるようになるでしょう。同僚との付き合いも減るので、交際費はあまり必要ありません。また、仕事場所によっては、生活費自体も安くなり、節約ができます。例えば、東南アジアなどに生活の拠点を移して仕事をするようになると、生活費が月5万円で済む場合もあるそうです。これは場所が自由になる仕事ならではのメリットでしょう。

場所が自由になる職業のデメリット

続いて、場所が自由になる職業のデメリットを見てみましょう。

最初は収入が低い

場所が自由になる仕事をしはじめの頃は、あまり大きな収入を得られないことも多いです。特にフリーランスとして仕事をしている人は、最初のうちは金策に苦労することにもなりかねません。ある程度実績を積み、その実力が自他ともに認められるようになるまで、我慢を強いられます。

また、収入が少し増えても、不安定な場合もあります。会社勤めのサラリーマンのように固定給ではないケースがほとんどでしょうから、不安な部分があります。

会社勤めに戻りにくくなる

一旦場所が自由になる仕事を始めると、また以前のように会社に通勤しながら働くということがしにくくなります。自由とはいいもので、その開放感に浸ってしまうと、もとへ戻るのが嫌になるでしょう。

場所が自由になる職業の種類

場所が自由になる仕事には、どのような種類があるでしょうか?具体例を示してみます。

WEB関係の仕事

場所が自由になる仕事の種類とは、ずばりWEB関係の仕事です。いくつか主なものを挙げてみましょう。
①ブログ
②プログラミング
③ライティング
④デザイン
⑤マーケティング

まずブログですが、好きなことを書いて稼ぐことができます。パソコンさえあれば、どこでも仕事ができます。また、会社やクライアントの縛りがないので、場所だけでなく、気分的にも自由です。ただし、必ず稼げると決まっているわけではありません。それでもブログで成功している人は、月100万円以上もの収益を上げています。

次にプログラミングですが、これも場所が自由になる職業です。そして、ブログに比べると、安定収益が得やすいです。時代の最先端にもいられて、世の中から取り残されることもありません。ただし、専門的な知識と技術が必要なので、勉強のための時間が必要です。

3番目はライティングです。これもパソコンさえあれば、いつでもどこでも作業ができます。必要なのは構成力と文章作成能力、調査能力などで、技術さえあれば、仕事は結構たくさんあります。ただ、ライティングといっても、新聞や雑誌に記事を執筆する人の場合は、場所に縛れることも多くなります。したがって、場所が自由になる職業として始める場合は、WEBライターになることになるでしょう。

デザインの仕事のうち、看板や紙などを除く、WEBデザインが場所に縛られない職業です。ただ、デザインという仕事は最初は稼ぎにくいようです。それでも好きな人にとってはやりがいがある仕事でもあり、楽しくこなせるでしょう。

最後にマーケティングですが、この分野で場所を自由にして稼ぐには、実績を積まなければいけません。最初から独立して、自由な場所で仕事をするというのはかなり難しいです。まずは、企業に就職し、WEBマーケティングの勉強をし、技術が磨かれたら独立して、好きな場所で仕事をするという流れになるでしょう。

場所が自由になる職業を始めるには

場所が自由になる職業を始めるにはどうしたらいいでしょうか。取るべき道のりについて解説します。

稼ぐためにはどうすればいい?

場所が自由になる仕事であっても、稼げなくては意味がありません。その稼ぐための方法を職業ごとに見ていきます。

まずブログですが、大きな金額を稼ぐのは容易ではありません。ブログのメイン収入は広告収入ですが、多くの人に読まれるブログを書かないと、その収入があまり入ってきません。そのためには、人々の悩みを解決する記事をたくさん書いていく必要があります。

プログラミングについては、学習の始め方がポイントになります。基本はプログラミング言語とスキルを学ぶことです。勉強自体は独学でもできるとされていますが、実際にはプログラミングスクールに行ったほうがいいようです。そして、ある程度学習が進んだ段階で、クラウドソーシングや営業、紹介などを通じて案件を受注します。

ライティングの場合、クラウドソーシングでいろいろな案件の募集をしています。単価が低くてもよければ、すぐに仕事は見つかるでしょう。しかし、それでは場所が自由になる職業して十分に稼げませんから、技術を磨いて、テストライティングなどでいい成績を上げる必要があるでしょう。そのうえで、合格後も一定のレベルを維持していかなければいけません。

WEBデザインではどのような案件を主に受注するかによって、必要なスキルが違ってきます。バナー・ロゴ・イラスト案件受注、WEBサイトのデザインの受注、WEBサイトの構築を含めて受注など、状況に応じた勉強が必要になります。それができたら、クラウドソーシングや求人情報サイト、Webデザインスクールの就職サポートなどで仕事を探してみましょう。

マーケティングの仕事の場合は、企業で技術を磨く以外に、自分でサイトを作って、マーケティング技術を上げることができます。その際には失敗も許され、試行錯誤しながらマーケティングの基本を学び、同時に稼ぐ方法を身に着けることができるでしょう。

場所が自由になる職業の種類やその始め方などを見てみましたが、場所が自由になる職業を始める場合は、十分準備をして臨む必要があります。それができれば、徐々に収入も上がっていき、自由な働き方と同時に豊かな生活を享受できるようになるでしょう。